Mei Daily

で、なんでこのライブに行こうと思ったのかといいますと、WH2&Mの橋本歩さんがサポートとしていらっしゃるからだったりします。せっかく富山にいらっしゃるのに聞きにいかない手はないよねーなのです。

ブルースハープとギター、チェロという基本ロックンローラーな私が選ぶことがないような構成のバンド（ギターとチェロはサポートなんですけどね）。
実はariさんが富山（魚津）のご出身だとかでそんなご縁もあってのライブだったようですが、東京からもお客さんがいらっしゃってたりそう広くない店内は身動きとるのも大変なくらいに満席。（直前に電話で問い合わせたときに「結構いっぱいなんですがお一人でしたらお席つくりますよ」と言われてそれならと足を運ぶことにしたんですが）
ライブはゆる～い進行ですすみます。ariさんの優しいキャラクターがいい感じで、そこに鋭く突っ込むギターの西海さんとの掛け合いが絶妙でなかなか楽しい。演奏される曲も'60年代'70年代のスタンダードな曲が中心で知ってる曲ばかり。フォスターの♪オールド・ブラック・ジョー(日本語の歌詞を付けたものだったのですが小学生の頃に初めて英語で歌詞を覚えた曲！）なんて久しぶりに思い出しました。MCのゆるーい感じとは打って変わって演奏になると時には力強く時にはコミカルにそして時には壮大にいろんな表情を見せるブルースハープの魅力満載。そこに絡むギターとチェロがいい感じの素敵なライブ。ここのところ残業続きでほぼ1日の半分の12時間職場に缶詰な日々ですさんでる心が洗われるいい時間になりました。

終演後せっかくだから橋本さんのCDGetちゃっかりサインもいただいちゃいました。(笑)家に帰って早速聞いてみましたがPC前のがちゃがちゃな空間がおしゃれなレストランに行ったみたいに落ち着いた心地いい空間にワープしたようなゆったりとした時間が流れるいい感じ。これまたこういうご縁がなかったら絶対出会うことのない音楽だなぁーと。でも面白いのがチェロの音色がちゃんとWH2&Mで覚えてる音なんですよね（これライブの時にも感じた）。チェロの聞き比べをしたことはないので他の方の演奏だとまた違うのかわかんないんですけど・・・。
なんていうのかなぁ、きっとTVなどのBGMで聞き流してたりする音楽だったりするのだろうけれどこんな歳になって新しい音楽に出会った気分です。せっかく地元で聞けるのだからまた機会があったら行きたいなと思います。今度はariさんのアルバムもGetしよーっと。